rumbling rebels

Translations of Rock Lyrics,and so on! Beat Goes On And On!

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Location: TOKYO, Japan

Wednesday, January 25, 2006

雨が降る日に

薄汚れたアパートの片隅で
屑まみれの床
酷い臭気
ドアノブは壊れたまま

女に呼ばれたが
全ては小綺麗だった
酒を渡されると
部屋の灯りも消えた

雨が 冷たい地面に降り注ぎ
電話のベルはなりっぱなし
俺たちは 愛を交わし続けた

なんて暗くってオカシな街
建てるだけ 建て尽くしておいて、あとは置き去りさ
戦場にいる気分さ
だれもかれも イ・カ・レ・テ・ル!

薄暗くって辺鄙な街
色褪せたペンキ 空は憂鬱な顔色をみせる
ろくでなしの銀行員は、
スーツのまま、路上に反吐
木曜の夜はいつもさ

雨が 冷たい地面に降り注ぎ
電話のベルはなりっぱなし
俺たちは 愛を交わし続けた

誰もが夢を追いかけ、懐には下心

雨が降るのを 眺めながら

スクランブルエッグをこさえて
紅茶が入って
頬には キス
オレは テレビを つける

どこも低俗な番組だらけで
見知らぬアバズレが
1万ポンドのカタに 自分だけの秘密を公開する

雨が 冷たい地面に降り注ぎ
電話のベルはなりっぱなし
俺たちは 愛を交わし続けた

Original Song Lylic is written by Mick Jaggar &Keith Richards
Translated by Taisuke Ebinuma Copyright (C)2005

愛の路上

お前ってほんと頭がキレて狡いよね
ぐさりと 一撃くらったよ
でもそれは厳然たる事実 悔しいけどもさ
オレってばなんて愚かだったんだ!

恋人達が談笑し、音楽が流れている中
ずっと、ただただ悲しみに堪えていた
灯りがつき、月が欠ける
もう取り返しは つかないのさ

愛の路上を 歩いて来た
涙で満ちていた
それでも オレは往く
悲しみに溢れていてもさ

大音量の音楽を流しながら車は通り過ぎ、
酒場ではカップルがオレをじろじろと眺めてきた
バンドはちょうど結婚行進曲を演奏し始めたところだ
街角の店で
悲しみを癒し
踊りに誘う女もいる
お金なんていらないっていってるけど
また、運が巡って来たのかもしれない

愛の路上を 歩いて来た
涙で満ちていた
それでも オレは往く
悲しみが降り続けていたとしても

いつも"上から目線"で主導権を握ってたよな
賢いことにさ
厳然たる事実さ
なんて愚かだったんだオレは

愛の路上を 歩いて来た
涙で満ちていた
それでも オレは往く
悲しみが降りしきる 中を

Original Song Lylic is written by Mick Jaggar &Keith Richards
Translated by Taisuke Ebinuma Copyright (C)2005

Monday, January 23, 2006

IT'S ALL TOO MUCH

目の前の状況に対して何一つ抗えなかったとき

自分が信じている物事が
とある事態に全く意味を為さなかったとき

自分の今の気持ちを共有できる誰かが
ほんとに誰一人思い浮かばなかったとき

好きだと思い込んでいる事に没頭して思考を紛らわす事を

趣味嗜好の嗜好ではなくて 嗜虐という

多分、毎日のように

テレビやラジオが壊れたレジスターのように

次々と吐き出す 無意味なコトバの羅列を書き込まれたラベルを

一枚一枚背中に貼付けられながら

ほんとうにやりたかったこととか

ほんとうに大切だったこととか

ほんとうに役に立ちたいと思った誰かが、

周りから次々と消え去っていくのに耐えられなくて

カネを数えるのに没頭しすぎてしまう

カネは日々の暮らしをやりくりする 手段にしかすぎない

なんて 警句は とっくに ことわざ辞典の中に 置き忘れて来た

しかも ワザト

でも、そのことすら

あの他人を見下した目つきをしながら

いつもの台詞を 吐き捨てて

気付かない振り


錬金術が殺人的に上手なあんたより

普通に話ができる あんたと 一杯呑んでみたい

Thursday, January 12, 2006

IT'S NO USE CRYNG OVER SPRIT MILK

夜空の片隅で
雨雲が流星と正面衝突したかのイキオイで
突然 空が泣きだしたので
慌てて 軒下に かけこんだら
思いっきり 向こうずねを しこたま どこかに打ち付けて
目の中からも 星が出そうな 痛みで 目が覚めた

やけに登場人物が 多彩すぎる 夢だった
猛烈に事態が展開するんだけども 思考が追いつかないまま
記憶が途切れていった

いくつかの諍いの断片と 大音量で オカシナメロディーが
鳴り響く中、俺は 手紙を書き始める

今は逢う事も無い かつてつるんでいた友人に宛てて だ

そいつは 例えていうなら "路上"の ジーンモリアティみたいな
爆発的な アティテュードを誇る やつなんだけども
徹底的に自分のことしか考えてないくせに
とにかく他人にどう思われているかって異常に気にするんだ
笑っちゃうよね

やってることはハチャメチャで つるんでる連中に
何度も心を破かれるような想いをさせてるっていうのに
気付かないんだ 自分でも
それでも あの 5歳のガキがそのまま 大きくなったみたいな
笑い方で 全てを 笑い飛ばしてしまう

そんな 奴でも
いっぱしに本気で惹かれた女がとうとうあらわれて
しばし 触ると切れそうなナイフみたいな 側面は
なりを潜めたかに 見えた
でも あるとき その女が どうしようもなく
利己的で 狡猾で 他人の人生を踏みにじってるのに
素知らぬ顔をしてみせ 都合良く状況にかこつけて
飛んで火にいる夏の虫みたいにしてるのに
激怒 して 結局 モトノモクアミ さ

その逸話を耳にした連中は みな
覆水盆に返らず って言葉の意味を噛みしめた

それでもあまりにショックだったみたいで
今は居場所は家族すら知らないみたいなんだけども

先日 家のポストに 走り書きのハガキが たたきこんであって
やばい ブツを 取り扱う 羽目になったらしくって
いくばくかの 知恵と カネを 用立ててほしいって
懇願してきたんだ

俺は 昔の自分を観るかのように、
心を痛めながらペンを走らせた
ラジオから流れてくる音楽は あのときのままだっていうのに
今や 俺たちは なんてとこに来てしまったんだろう。。。
とかなんとか ひとりごちがなら

Saturday, January 07, 2006

戸惑い

戸惑っている
見た事のない風景に
聞き慣れない言葉に

戸惑っている
目を凝らしながら
見えてきたものに
戸惑っている
どうしたらいいものやら
戸惑っている

隣の駅での爆弾騒ぎに
今日 目の前を通り過ぎた現実に
決断が下された現実に
戸惑っている 俺だけが
まわりは何一つ気にせず
時を重ねて日付けをかえようとする
何も変わってない振りをして

何処かで聞いたような台詞を
何度も噛み砕きながら
気の効いた皮肉を織りまぜ
シャワーのようにまき散らすあいつは
水しぶきが自分にも
降りかかっているのに
気付いていない

誰かが分かってくれるだろう
誰かが気付いてくれるだろう
何かが変わってくるだろう

でも3年が通り過ぎただけで
君はネクタイの結び方がうまくなり
何人かの人は姿を消した

そして何ごともなかったかのように
ただ部屋でひとり
孤独をだきしめている