rumbling rebels

Translations of Rock Lyrics,and so on! Beat Goes On And On!

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Location: TOKYO, Japan

Thursday, October 06, 2005

とあるDJ ブースに忘れてあった 走り書き

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 "Happy Toy"のアルバムのジャクソンファイブみたいな曲に、
ストリートスライダースの土屋公平が参加してる、という
それだけの理由で、CDを手にしたのがきっかけだった。
そのときは
気になった数曲をくり返し聴いている程度だったが

 "Junior Sweet"のアルバムに入っていた
"やさしい気持ち"が
ヒットチャートとかには関係なく、街や、ラジオで、
頻繁にかかるようになって、
あっという間に、ブレイクしたのだ。
とどめは、Yen town bandの"あいのうた"だったな。

Charaの曲は、どこがいいの?と聴かれたら、"幸福感の共有"だな。

 まぁ、俺が好きな曲は
渡辺善太郎さんがアレンジしたものばっかりで、
その "神なき国のゴスペル"的な
サウンド(大袈裟かな?)メイキングのセンス

多大な貢献をしていると思う。(あ、やさしい気持ちに関してはね)
そう、
ある意味映画のサントラみたいな感覚。

 同時期に
ライブにも通うほどハマっていた
ブランキージェットシティや、ミッシェルガンエレファントは、
荒涼とした風景とか、
デカダンスを表現するのが凄く上手くて、
そのひりひりした感覚にも
強烈に惹かれていたのだが、
やっぱり、その反動もあったのか、
その正反対の表現を求めていたんだと思う。

 たとえ、歓びの正反対の感情を唄っている曲でも、
決してウェットにはならずに、
ただ、そこに在る感じ。
その曲がなっている間、
その感覚を共有して、
曲のフェイドアウトと同時に消えさり、
自分の心と、部屋の空気感を変える。

そして、その曲を聴いていた当時のことが、
映画の回想シーンばりに、溢れてくる。

 様々な場面における、心の状態をプリズムのように反映する、
"永遠に完結しない"気持ちは、
水や空気のように、ふたりの間に在り続けるんだと思う。
お互いが 相手の色を受け入れて、ブレンドすることで、
2つが、1つになっていくんだと思う。
それが上手く行かない恋は、そこで終わり、
上手くいって、初めて、愛に昇華される。

Charaの"やさしい気持ち"も、
狗飼恭子の"やさしい気持ち"も、
それぞれが経験した
ただ、一瞬立ち上る、
言葉にできない一瞬を、
真空パックに封じ込めることに成功していると思う。

これを読んだ、あなたが、今、心に思い浮かべた人のことを 大事に思いながら聴いて下さい。

曲は、Charaの"やさしい気持ち"

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